問題57 指定介護老人福祉施設について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.可能な限り、居宅での生活への復帰を念頭に置いて、入所者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにすることを目指さなければならない。
2.家庭的な雰囲気を保つため、廊下幅は1.6m以下としなければならない。
3.入所者が可能な限り離床して、食堂で食事を摂るよう支援しなければならない。
4.常勤の生活相談員を配置しなければならない。
5.食事の提供又は機能訓練に支障がない広さがあっても、食堂と機能訓練室を同一の場所とすることはできない。
解答
1、3、4
解説
1.可能な限り、居宅での生活への復帰を念頭に置いて、入所者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにすることを目指さなければならない。
→◯
→◯
設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP411、十訂基本テキスト上巻P726)。
2.家庭的な雰囲気を保つため、廊下幅は1.6m以下としなければならない。
→×
→×
廊下幅は1.8m以上とされています(2024ユーキャン速習レッスンP411、十訂基本テキスト上巻P734)。そのため、解答は×になります。
3.入所者が可能な限り離床して、食堂で食事を摂るよう支援しなければならない。
→◯
→◯
設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP412、十訂基本テキスト上巻P720)。
4.常勤の生活相談員を配置しなければならない。
→◯
→◯
生活相談員については、「入所者100人またはその端数を増すごとに1人以上。常勤であること」とされています(2024ユーキャン速習レッスンP410、十訂基本テキスト上巻P733)。そのため、解答は◯になります。
▼介護老人福祉施設の人員基準の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
介護老人福祉施設の入所・人員・設備基準について、◯か×で答えなさい
Q1 やむを得ない事由があれば、要介護1又は2の人でも介護...
5.食事の提供又は機能訓練に支障がない広さがあっても、食堂と機能訓練室を同一の場所とすることはできない。
→×
→×
食堂と機能訓練室は、支障がなければ同一の場所とすることができます(2024ユーキャン速習レッスンP411、十訂基本テキスト上巻P734)。そのため、解答は×になります。