第27回 問題10【令和6年度 ケアマネ試験 介護支援分野】

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問題10 介護保険法に定める市町村介護保険事業計画について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.市町村老人福祉計画と一体のものとして作成されなければならない。
2.市町村地域福祉計画と調和が保たれたものでなければならない。
3.介護保険施設の種類ごとの必要入所定員総数の見込みを定めなければならない。
4.各年度における地域支援事業の量の見込みを定めるものとする。
5.計画期間は、5年を1期とする。

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解答

1、2、4

解説

1.市町村老人福祉計画と一体のものとして作成されなければならない。
→◯
2.市町村地域福祉計画と調和が保たれたものでなければならない。
→◯

 これらは、設問のとおりです(2025ユーキャン速習レッスンP126・P127、十訂基本テキスト上巻P168)。

関連Q&A
A 「一体のものとして作成」「整合性の確保」「調和が保たれたもの」は関係性の強さが異なる

言葉の意味(ニュアンス)の違い

 それぞれ次のようになります。
一体のものとして作成……1つの計画として作成する、ということ。
整合性の確保……別々の計画として作成されて、内容に整合性がある、ということ。
調和が保たれたもの……別々の計画として作成されるが、内容が調和している、ということ。
 ニュアンスとして、関係性が最も強いのは「一体のものとして作成」で、その次に関係性が強いのが「整合性の確保」で、その次が「調和が保たれたもの」になります。  

覚え方

 上記を踏まえて、以下の図を参照してみてください。その図では各計画が記載されていて、「一体のものとして作成」、「整合性の確保」、「調和をとる」によって、結びつく線の色と形を変えています。  「一体のものとして作成」は、「=(イコール)」をイメージした、赤線(目立つ色)になっています。そして「整合性の確保」は、(赤の次に目立つ)黒の太い実線になっています。「調和が保たれたもの」は、その中では目立たない点線になっています。  また、覚える際には、「関係性の強さの順番」を意識して、メリハリをつける良いでしょう。たとえば、まず「老人福祉計画と一体のものとして作成」と(2)の「市町村計画、都道府県計画、医療計画との整合性の確保」を覚えて、残りは「調和が保たれたもの」というようになります。
市町村介護保険事業計画と他の計画との関係
市町村介護保険事業計画
 ┃┃ 一体のものとして作成  ┃┃
市町村老人福祉計画(老人福祉法)
市町村介護保険事業計画
 ┃ 整合性の確保  ┃
市町村計画(医療介護総合確保法)
市町村介護保険事業計画
 : 調和が保たれたもの  :
市町村地域福祉計画(社会福祉法)
市町村高齢者居住安定確保計画(高齢者居住安定法)
その他の法律の規定による要介護者等の保健・医療・福祉・居住に関する計画
 
都道府県介護保険事業支援計画と他の計画との関係
都道府県介護保険事業支援計画
 ┃┃ 一体のものとして作成  ┃┃
都道府県老人福祉計画(老人福祉法)
都道府県介護保険事業支援計画
 ┃ 整合性の確保  ┃
都道府県計画(医療介護総合確保法)
医療計画(医療法)
都道府県介護保険事業支援計画
 : 調和が保たれたもの  :
都道府県地域福祉計画(社会福祉法)
都道府県高齢者居住安定確保計画(高齢者居住安定法)
その他の法律の規定による要介護者等の保健・医療・福祉・居住に関する計画
3.介護保険施設の種類ごとの必要入所定員総数の見込みを定めなければならない。
→×

 設問は、都道府県介護保険事業支援計画で定めるべき事項です(2025ユーキャン速習レッスンP126、十訂基本テキスト上巻P171)。そのため、解答は×になります。

都道府県介護保険事業支援計画に定める事項の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
都道府県介護保険事業支援計画について、◯か×で答えなさい Q1 都道府県介護保険事業支援計画は、都道府県が条例で定めなければな...
4.各年度における地域支援事業の量の見込みを定めるものとする。
→◯

 設問のとおりです(2025ユーキャン速習レッスンP124、十訂基本テキスト上巻P169)。

市町村介護保険事業計画に定める事項の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
基本指針・市町村介護保険事業計画について、◯か×で答えなさい Q1 国が定める基本指針には、地域支援事業の実施に関する基本的事...
5.計画期間は、5年を1期とする。
→×

 計画期間は、3年を1期とされています(2025ユーキャン速習レッスンP124、十訂基本テキスト上巻P168)。そのため、解答は×になります。

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