問題48 ソーシャルワークに関する次の記述のうち、より適切なものはどれか、3つ選べ。
1.インテークでは、クライエントの主訴と支援機関の役割が合致するかを確認することが重要である。
2.アセスメントでは、解決する問題、クライエント、取り巻く環境およびそれらの相互関係を確定することが必要である。
3.支援計画では、長期、短期などと期間を分けずに目標を立てることが重要である。
4.支援を終結する際は、終結に伴うクライエントの不安に配慮する必要がある。
5.支援の記録はスーパービジョンに使用してはならない。
解答
1、2、4
解説
1.インテークでは、クライエントの主訴と支援機関の役割が合致するかを確認することが重要である。
→◯
→◯
設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP349、十訂基本テキスト下巻P434)
2.アセスメントでは、解決する問題、クライエント、取り巻く環境およびそれらの相互関係を確定することが必要である。
→◯
→◯
設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP349~、十訂基本テキスト下巻P435)
3.支援計画では、長期、短期などと期間を分けずに目標を立てることが重要である。
→×
→×
援助計画では、援助方法とその長所・短所、期間(長期か短期か)、長期目標・短期目標、利用できる人的・物的資源と役割分担などを具体的に定めることが大切です(2024ユーキャン速習レッスンP349、十訂基本テキスト下巻P437)。
4.支援を終結する際は、終結に伴うクライエントの不安に配慮する必要がある。
→◯
→◯
終結においては、クライエントは不安などの感情を抱くことがあるため、今後の見通しなどについて十分に説明して理解してもらうことが大切になります(2024ユーキャン速習レッスンP349、十訂基本テキスト下巻P437・P438)。
5.支援の記録はスーパービジョンに使用してはならない。
→×
→×
設問のような規定はありません。また、支援の記録は、その後のスーパービジョン(相談援助者が自らの認識や行動について、先輩や上司〔スーパーバイザー〕に相談し、助言を求めること)に活かすことが大切と言えます(2024ユーキャン速習レッスンP349、十訂基本テキスト下巻P438)。