解答
2、3、4
解説
→×
BMIは、肥満度を示す指数で、体重kg÷(身長m×身長m)という計算式で出します(2024ユーキャン速習レッスンP222、十訂基本テキスト下巻P74)。そのため、解答は×になります。
体重kg÷(身長m×身長m) 低体重:18.5未満 ~ 標準 ~ 25以上:肥満 |
→◯
設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP222、十訂基本テキスト下巻P75)。
なお、健康な高齢者では、血清アルブミン値の低下は見られません。低下が見られる場合は、低栄養が疑われます。血清アルブミン値が3.6g/dL以下で、骨格筋の消耗が始まっている可能性があります。
→◯
AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPは肝細胞に多く含まれている酵素で、肝細胞が破壊されると血液中に放出されて、血液中の値が上昇します。これは、肝・胆道疾患の指標となります(2024ユーキャン速習レッスンP222・P223、十訂基本テキスト下巻P75)。そのため、解答は◯になります。
AST(GOT) | 上昇 | 肝・胆道疾患、心臓疾患、筋疾患、溶血性疾患 ※溶血:赤血球が破壊されること。 |
ALT(GPT) | 上昇 | 特に肝・胆道疾患 |
γ-GTP | 上昇 | 脂肪肝、アルコール性肝炎 |
→◯
血清クレアチニン(Cr)と血中尿素窒素(BUN)は、腎機能が低下すると高値となり、腎機能の指標として有効です(2024ユーキャン速習レッスンP223、十訂基本テキスト下巻P75)。そのため、解答は◯になります。
→×
ヘモグロビンA1c(糖化ヘモグロビン、HbA1c)は、糖がヘモグロビンと結合している割合を示すものです。これは、過去1~2か月の平均的な血糖レベルを反映しています(2024ユーキャン速習レッスンP224、十訂基本テキスト下巻P76)。そのため、解答は×になります。