解答
1、3、4
解説
→◯
起立性低血圧は、急に立ち上がったときなどに血圧が低下するもので、ふらつき、めまい、眼前暗黒感、失神などがみられます。
パーキンソン病などでもみられますが、薬剤(降圧剤、利尿薬、抗うつ薬など)の副作用として出現したり、飲酒が原因となることもあります(2024ユーキャン速習レッスンP219・P196、十訂基本テキスト下巻P71)。そのため、解答は◯になります。
→×
加齢とともに血管の弾力が失われるため、収縮期血圧が高く、拡張期血圧が低くなる傾向があります(2024ユーキャン速習レッスンP219、十訂基本テキスト下巻P70)。そのため、解答は×になります。
→◯
脈拍は通常、手首の親指の付け根にある橈骨(とうこつ)動脈で測定します。血圧が低く、脈が触れない場合は、頸動脈や股動脈で脈拍をみます(2024ユーキャン速習レッスンP219、十訂基本テキスト下巻P69)。そのため、解答は◯になります。
→◯
高齢になると一般に脈拍数が少なくなりますが、重度の徐脈では失神を伴うことがあるため、治療が必要になります(2024ユーキャン速習レッスンP219、十訂基本テキスト下巻P69)。そのため、解答は◯になります。
→×
昏睡とは、自発的運動がなく、痛覚刺激にも反応しない意識レベルです(2024ユーキャン速習レッスンP219・P220、十訂基本テキスト下巻P71)。そのため、解答は×になります。
清明 | 正常な意識状態 |
傾眠 | 刺激がないと眠ってしまう |
昏迷 | 強い刺激でかろうじて開眼 |
半昏睡 | ときどき体動がみられる |
昏睡 | 自発的運動がなく、痛覚刺激にも反応しない |