夜間対応型訪問介護の内容【一問一答 ケアマネ試験対策】

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夜間対応型訪問介護の内容について、◯か×で答えなさい

Q1 定期巡回サービス、オペレーションセンターサービス及び随時訪問サービスが一括して提供される。
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A ◯
 設問のとおり。
Q2 定期巡回サービスは、最低1日に1回訪問することが義務付けられている。
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A ×
 定期巡回サービスの提供回数については、特に要件は設けられておらず、事業者と利用者との間で取り決める。
Q3 提供時間は各事業所において設定できるが、最低限22時から翌朝6時までは含まなければならない。
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A ◯
 設問のとおり(詳しくは、後述の「ポイント解説」を参照)。
Q4 ケアコール端末からの通報による随時訪問であれば、昼間のサービス提供も介護保険給付の対象となる。
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A ×
 ケアコール端末からの通報があったとしても、8時から16時までの時間帯に夜間対応型訪問介護を提供することはできない。この時間帯については、通常の訪問介護を提供することになる(詳しくは、後述の「ポイント解説」を参照)。
Q5 防犯上の理由から、事業者が利用者から合鍵を預かることは禁止されている。
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A ×
 利用者から合鍵を預かることは可能。
 なお、この場合には、管理を厳重に行い、管理方法、紛失した場合の対処方法その他必要な事項を記載した文書を利用者に交付する。


ポイント解説

夜間対応型訪問介護のサービス内容

 以下のサービス内容が、一括して提供されます。

定期巡回サービス 夜間に、利用者の居宅を定期巡回して行う介護サービス。
オペレーションセンターサービス オペレーションセンターサービス従業者が利用者からの随時通報を受け付け、通報内容などによって訪問の要否を判断する。
随時訪問サービス 随時通報に応じ、訪問して行う介護サービス。

夜間対応型訪問介護のサービス提供時間

 時間帯は各事業所において設定しますが、夜間におけるサービス提供という性格を踏まえ、22時から6時までの間は最低限含むものとされています。
 8時から16時までの間の時間帯を含むことは認められません。この時間帯については、通常の訪問介護を利用することになります。

 「24時間通報対応加算」の算定要件を満たして日中にオペレーションセンターサービスを行う場合でも、訪問が必要と判断された場合は、連携する訪問介護事業所から通常の訪問介護が提供されます。

24時間通報対応加算
 日中においても利用者からの随時の通報を受けている場合に算定する。

 夜間対応型訪問介護事業所が、同時に訪問介護事業所の指定も受けている場合は、その事業所が訪問介護を提供することができます。
 また、複数の訪問介護事業所と連携体制を整えておき、そのときに可能な事業所から訪問する、ということもできます。

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