面接におけるコミュニケーション技術【一問一答 ケアマネ試験対策】

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面接におけるコミュニケーション技術について、◯か×で答えなさい

Q1 傾聴は、「聴いている」ということをクライエントに理解してもらうことを含む。
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A ◯
 傾聴とは、クライエントの話す内容と思い、クライエントや家族の固有の価値観に積極的に耳を傾け、その価値観に基づいて、全容をあるがままに受け止めること。
Q2 予備的共感とは、事前情報をもとにクライエントの立場に立って、共感的な姿勢を準備しておくことである。
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A ◯
 面接における「共感」とは、クライエントのおかれている状況を理解する過程であり、相互理解の出発点。
 予備的共感がない状態で、自分と全く異なる人生を歩んできたクライエントの問題に関わっていくことには、困難が伴うと言える。
Q3 「もう少し詳しく話してください」という質問は、クローズドクエスチョン(閉じられた質問)である。
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A ×
 設問のような「はい」か「いいえ」で答えられない質問は、オープンクエスチョン(開かれた質問)に該当する。
Q4 初回面接を行う上では、チェックリストに従ってイエスかノーで次々に答えを求めるのが望ましい。
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A ×
 初めは、イエスかノーで答えられない形式の質問(開かれた質問:オープンクエスチョン)が良いとされている。これにより、面接が一方的にならずに、クライエントの自由な発言を促すことができる。

 なお、問題の焦点を絞る場合や、クライエントが混乱した場合などには、イエスかノーで答えられる形式の質問(閉じられた質問:クローズドクエスチョン)が有効とされている。

Q5 イラストや手話、ビデオ、写真、文字盤など多様な表現方法を利用することは、クライエントを混乱させるので、避けるべきである。
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A ×
 クライエントのコミュニケーション能力によって、イラスト、手話、ビデオ、写真、文字盤など多様な表現方法を活用する。
Q6 相談援助者は、 クライエントの主訴の把握に当たっては、 言語的に表出された訴えではなく、 非言語的な要素で判断する。
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A ×
 クライエントの主訴を把握する際には、言語的に表出された訴えと 非言語的な要素を総合的に考慮する。
Q7 知的障害のあるクライエントと面接をする際には、クライエントと直接話をするよりも、その介護者と話をする方がよい。
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A ×
 知的障害のあるクライエントの場合も、本人との面接は大切。コミュニケーションに問題がある場合には、イラストやビデオ、文字盤などを利用するといったのくふうをする。
Q8 部屋の雰囲気やいすの位置、相談援助者の服装などの外的条件は、円滑なコミュニケーションのためには重要ではない。
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A ×
 円滑なコミュニケーションが可能となるよう、面接の場所、部屋の雰囲気、いすの位置、相談援助者の服装、書類の形式などの外的条件に配慮する。


ポイント解説

質問の種類(クローズドクエスチョン、オープンクエスチョン)

 質問の種類には、次の2つがあります。

クローズドクエスチョンとオープンクエスチョン
クローズド
クエスチョン

(閉じられた質問)
「はい」か「いいえ」で答えられる質問および簡単に2~3の単語で答えられる質問。
クライエントの語る内容を明確化し、焦点を当てることが可能。
頻回に用いると、クライエントの意向を制限してしまうことにもなる。
オープン
クエスチョン

(開かれた質問)
クローズドクエスチョンでない質問。
クライエント自身の選択や決定による答えを見つけることを促すことができる。
重複する質問、「なぜ」や「どうして」で始まる質問は、クライエントの戸惑いを増幅させてしまいがち。
「なぜ」や「どうして」で始まる質問は、聞く側の「納得できない」という気持ちを含むため、クライエントが防衛的になってしまいがち。

コミュニケーションの伝達経路(言語、非言語)

 コミュニケーションの伝達経路には言語と、非言語があります。コミュニケーションに含まれる割合は、言語が20~30%、非言語が70~80%です。

コミュニケーションの伝達経路(言語、非言語)
言語
情報の内容を伝える。
非言語
ジェスチャー、表情、姿勢、うなずき、媒介的要素(声のトーン、抑揚、高低などの準言語)など。
思い、気持ち、感情を伝える。
言語と非言語は、相反するメッセージを伝えることが多くあるため、よりいっそう耳を傾けることが大切。
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