循環器の疾患【一問一答 ケアマネ試験対策】

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循環器の疾患について、◯か×で答えなさい

Q1 心筋梗塞には、発症後短時間であれば、閉塞した冠動脈の再疎通療法が適応となる場合がある。
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A ◯
 心筋梗塞は、冠動脈が動脈硬化などによって閉塞し、心筋が壊死して心臓のポンプ機能が低下する疾患。発症してすぐであれば、閉塞した冠動脈を再疎通させる治療法の適応となる。

 なお、慢性期の治療では、心不全の管理、再発の予防が中心になる。

Q2 狭心症の発作に対しては、ニトログリセリン製剤の投与が効果的である。
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A ◯
 設問のとおり。狭心症の発作に対しては、ニトロ製剤の舌下投与が有効。
Q3 異型狭心症では、発作が起きていない場合でも心電図異常を示すことが多い。
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A ×
 狭心症は(労作性狭心症・異型狭心症のいずれにおいても)、発作が起きていないときには、心電図では異常を認めないことが多い
Q4 本態性高血圧は、腎臓や内分泌の異常により血圧が高い状態をいう。
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A ×
 本態性高血圧症とは、原因がはっきりせずに、遺伝的な要素、塩分摂取、加齢などの要因から生じるもの。
Q5 起立性低血圧は、飲酒や降圧剤の使用も原因となる。
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A ◯
 起立性低血圧の原因には、飲酒、薬剤(降圧剤、利尿薬、抗うつ剤、血管拡張薬など)、パーキンソン病などがある。
Q6 心筋梗塞、弁膜症による心不全では、呼吸困難などの呼吸器症状は出現しない。
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A ×
 心不全の主な原因疾患には、心筋梗塞、弁膜症、不整脈、高血圧性の心肥大などがある。
 症状は、労作時の息切れ、呼吸困難、食欲低下、浮腫などの軽度のものから、肺水腫やショック状態となる重篤なものまで、重症度によりさまざま。
Q7 心不全による呼吸困難時には、仰臥位ではなく、起座位での呼吸で、自覚症状や血行動態の改善が得られる。
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A ◯
 設問のとおり。なお、起座位とは、体を起こして座った状態のこと。
Q8 不整脈は、心臓自体の異常のほか、ストレスや喫煙、睡眠不足、飲酒などで起こることもある。
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A ◯
 設問のとおり。
Q9 心房細動では、心内で形成された血栓により、脳梗塞をきたすことが多い。
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A ◯
 心房細動とは、心房が震えて規則正しい収縮ができなくなる不整脈で、これにより血流がよどんで、主に左心房の壁に血栓が生じやすくなる。
 この血栓がはがれて動脈を流れて行き、脳内の血管に詰まると脳梗塞になる。
Q10 閉塞性動脈硬化症では、歩行時に下肢痛が出現し、立ち止まって休んでも痛みが軽減せず持続する。
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A ×
 閉塞性動脈硬化症では、歩くと下肢に痛みを感じ、立ち止まると軽減する。こうした症状を、間欠性跛行という。


ポイント解説

狭心症

 動脈硬化などによって冠動脈が狭窄し、血流が低下して、心筋の酸素が不足となる疾患です。

狭心症の種類
労作性狭心症 労作時、運動時の心拍数が増加とともに発症する。
異型狭心症 労作の有無によらず、冠動脈のけいれんによって発症する。夜間・未明・睡眠中の前胸部の強い圧迫感が典型的。

 狭心症は(労作性狭心症・異型狭心症のいずれにおいても)、発作が起きていないときには、心電図では異常を認めないことが多いため、診断の際には詳細な問診や検査が必要となります。

高血圧

高血圧の種類
本態性高血圧症 原因がはっきりせずに、遺伝的な要素、塩分摂取、加齢などが要因となって生じるもの。
二次性高血圧症 腎血管性高血圧症(腎臓の血管障害が要因)や、内分泌異常が要因の高血圧症など、原因となる疾患等がはっきりしているもの。
血圧には日内変動がある。日内変動は個人差も大きく、少しの動作や軽い運動、室温や気温、精神的なストレスなどでも変動する。医師や看護師に血圧を測定される際に、精神的に緊張して起こる白衣性高血圧もある。
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