食事の介護と口腔ケアについて、◯か×で答えなさい
Q1 食事の介護のアセスメントには、利用者が調理を行っているかどうかの確認は含まれない。
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A ×
食事の介護のアセスメントには、調理(献立を考えるところから、食べること、後片付けまで)のどの部分まで可能なのかを確認することも含まれる。
食事の介護のアセスメントには、調理(献立を考えるところから、食べること、後片付けまで)のどの部分まで可能なのかを確認することも含まれる。
Q2 食事介助では、本人に頭部後屈の姿勢をとらせることが望ましい。
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A ×
食事の際には、やや前傾姿勢にすることが望ましい。頭部を後屈させると、誤嚥しやすくなる。
食事の際には、やや前傾姿勢にすることが望ましい。頭部を後屈させると、誤嚥しやすくなる。
Q3 脱落した粘膜上皮細胞も、口臭の原因となる。
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A ◯
食物残渣(口腔内に残った食物などのかす)や粘膜上皮細胞などが、口腔内の嫌気性細菌によって分解される際に、揮発性硫黄化合物が発生して、口臭の原因となる。
食物残渣(口腔内に残った食物などのかす)や粘膜上皮細胞などが、口腔内の嫌気性細菌によって分解される際に、揮発性硫黄化合物が発生して、口臭の原因となる。
Q4 口腔ケアは、口腔内細菌を減少させるので、誤嚥性肺炎の予防に有効である。
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A ◯
口腔内に細菌が繁殖していると、それを飲食物などと一緒に誤嚥した場合に、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高くなる。そのため、口腔ケアで口腔内を清潔にすることは、誤嚥性肺炎の予防に有効。
口腔内に細菌が繁殖していると、それを飲食物などと一緒に誤嚥した場合に、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高くなる。そのため、口腔ケアで口腔内を清潔にすることは、誤嚥性肺炎の予防に有効。
Q5 口腔内を清掃する際は、義歯は外さない。
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A ×
口腔内を清掃する際には、取り外せる義歯は取り外す。
口腔内を清掃する際には、取り外せる義歯は取り外す。
Q6 片麻痺による運動障害や感覚障害がある場合には、麻痺側の口腔内が汚れやすくなる。
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A ◯
片麻痺がある場合、麻痺がある側の口の中に食べ物のかすが残りやすくなるため、注意が必要。
片麻痺がある場合、麻痺がある側の口の中に食べ物のかすが残りやすくなるため、注意が必要。
Q7 口から食べることは、必要なエネルギー補給だけでなく、口腔の自浄作用が期待できる。
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A ◯
唾液には、口腔の自浄作用がある。そして、口から食べて飲み込むことで唾液の分泌が促されるので、ある程度口腔内の清潔が保たれる。
唾液には、口腔の自浄作用がある。そして、口から食べて飲み込むことで唾液の分泌が促されるので、ある程度口腔内の清潔が保たれる。
Q8 食後の口腔ケアを1日1回しか行えない場合には、肺炎予防のためにも夕食後に行うことが望ましい。
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A ◯
睡眠中は唾液の分泌量が減少し、口腔内に細菌が繁殖しやすくなる。そのため、睡眠時に口腔内に食べかすが残っていると細菌が増えやすくなり、それを誤嚥した場合に、誤嚥性肺炎のリスクが高くなる。こうしたことから、口腔ケアを1日1回しか行えない場合は、夕食後(就寝前)が望ましい。
睡眠中は唾液の分泌量が減少し、口腔内に細菌が繁殖しやすくなる。そのため、睡眠時に口腔内に食べかすが残っていると細菌が増えやすくなり、それを誤嚥した場合に、誤嚥性肺炎のリスクが高くなる。こうしたことから、口腔ケアを1日1回しか行えない場合は、夕食後(就寝前)が望ましい。