訪問による診療・在宅自己注射・悪性腫瘍疼痛管理について、◯か×で答えなさい
Q1 医療保険における訪問診療は、医師が計画的な医学管理の下に定期的に訪問して診療を行うことである。
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A ◯
設問のとおり。
設問のとおり。
なお、医師が患者の居宅を訪問して行う診療には、往診と訪問診療がある。
往診 | 病状が変化した場合など、そのときに患者に要請されて、医師が訪問して診療を行う。 |
訪問診療 | 計画を立て、日時を定めて定期的に医師が訪問して診療を行う。 |
Q2 インスリンの自己注射の効果は、利用者の体調によって変わることはない。
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A ×
インスリンの自己注射を行っている場合、感染症などによる体調不良時(シックデイ:sick day)には注射剤の効果が強く出ることがある。
インスリンの自己注射を行っている場合、感染症などによる体調不良時(シックデイ:sick day)には注射剤の効果が強く出ることがある。
Q3 インスリンを自己注射している場合に、冷や汗、動悸、震えがみられたら、高血糖を疑う。
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A ×
インスリン注射を行っている場合、その作用により低血糖となって、動機、発汗、意識障害を起こすことがあるため注意が必要。
インスリン注射を行っている場合、その作用により低血糖となって、動機、発汗、意識障害を起こすことがあるため注意が必要。
なお、インスリンは膵臓で作られ、血液中からブドウ糖を細胞内に取り込む働きをするホルモンで、ブドウ糖をエネルギーとして利用するために必要不可欠。このインスリンの働きが不足すると、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が慢性的に高くなり、糖尿病となる。
Q4 在宅自己注射は、家族以外の訪問介護員も行うことができる。
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A ×
医師の指示に従い、清潔操作などについて十分な指導を受けたうえで、患者本人またはその家族が在宅自己注射を行う。
医師の指示に従い、清潔操作などについて十分な指導を受けたうえで、患者本人またはその家族が在宅自己注射を行う。
Q5 悪性腫瘍の疼痛管理のための麻薬の投与経路には、経口、経皮、経腸、注射がある。
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A ◯
設問のとおり。
設問のとおり。
なお、経口には飲み薬、舌下錠、バッカル錠(頬と歯茎の間に挟み、唾液でゆっくり溶かして口腔粘膜から吸収させる薬)がある。経皮は貼り薬、経腸は座薬。注射は、多くの場合、自動注入ポンプが用いられる。
Q6 疼痛に対して麻薬を使用する際は、副作用の便秘に注意する必要がある。
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A ◯
麻薬の副作用には、便秘、吐気、嘔吐、眠気などがある。
麻薬の副作用には、便秘、吐気、嘔吐、眠気などがある。