人工透析について、◯か×で答えなさい
Q1 自己腹膜灌流法(CAPD)による人工透析は、血液透析に比べて、通院回数が少なくて済む。
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A ◯
腹膜透析(自己腹膜灌流法〔CAPD〕)のメリットとして、血液透析に比べて通院回数が少なくて済む、などがあげられる。
腹膜透析(自己腹膜灌流法〔CAPD〕)のメリットとして、血液透析に比べて通院回数が少なくて済む、などがあげられる。
Q2 腹膜透析は、血液透析に比べて食事内容の制限が多い。
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A ×
腹膜透析のメリットとして、血液透析に比べて食事内容の制限が緩い、などがあげられる。
腹膜透析のメリットとして、血液透析に比べて食事内容の制限が緩い、などがあげられる。
Q3 腹膜透析を実施している場合は、感染に注意が必要である。
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A ◯
腹膜透析では、カテーテルで腹膜腔内に透析液を注入し、腹膜で老廃物を濾し取って、廃液をカテーテルから排出する。これを長期間行っていると、カテーテルから細菌に侵入して腹膜炎になったりすることもあるため、注意が必要。
腹膜透析では、カテーテルで腹膜腔内に透析液を注入し、腹膜で老廃物を濾し取って、廃液をカテーテルから排出する。これを長期間行っていると、カテーテルから細菌に侵入して腹膜炎になったりすることもあるため、注意が必要。
Q4 人工透析を受けている者は、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高い。
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A ◯
人工透析を受けている場合、水分や電解質のバランスが崩れて体調が悪くなったり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高いため、一般の人よりも注意が必要。
人工透析を受けている場合、水分や電解質のバランスが崩れて体調が悪くなったり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高いため、一般の人よりも注意が必要。
Q5 人工透析を行っている場合には、シャント側で血圧測定を行う。
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A ×
血液透析では、身体からたくさんの血液を連続的に取り出す必要があり、それを確保するために、腕の動脈と静脈を繋ぎ合わせて血流量の多い血管をつくる。これをシャントという。
血液透析においてシャントはとても大切であるため、常に清潔を保ち、圧迫や締め付けを避けるなどの配慮が必要。したがって、血圧測定はシャントとは反対側の腕で行うようにする。
血液透析では、身体からたくさんの血液を連続的に取り出す必要があり、それを確保するために、腕の動脈と静脈を繋ぎ合わせて血流量の多い血管をつくる。これをシャントという。
血液透析においてシャントはとても大切であるため、常に清潔を保ち、圧迫や締め付けを避けるなどの配慮が必要。したがって、血圧測定はシャントとは反対側の腕で行うようにする。
ポイント解説
人工透析の種類や留意点など
人工透析 |
●腎不全などの場合に、腎臓の代わりに血液の老廃物のろ過、水分調節、電解質の調整を人工的に行うもの。
●水分や電解質のバランスが崩れて体調が悪くなったり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高いため、一般の人よりも注意が必要。
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血液透析 |
●体外に出した血液を、透析装置に通す方法。
●週2~3回(1回あたり4~5時間)の通院が必要。
●水分、塩分、カリウム、リンなどの摂取制限がある。
●シャントは常に清潔を保ち、圧迫や締め付けを避ける(シャント側の腕で血圧を測定しない)などの配慮が必要。
※シャント:血液透析では、身体からたくさんの血液を連続的に取り出す必要があり、それを確保するために、腕の動脈と静脈を繋ぎ合わせて血流量の多い血管をつくる。これをシャントという。
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腹膜透析 |
●腹膜(腹部の内蔵を覆う膜)を透析膜として使用する方法。カテーテルで腹膜腔内に透析液を注入し、腹膜で老廃物を濾し取って、廃液をカテーテルから排出する。
●通院は月に1~2回程度。
●食事制限が血液透析よりも緩い。
●長期間行っていると腹膜が変化して腹膜透析ができなくなったり、カテーテルから細菌に侵入して腹膜炎になったりすることもある。
●医療的な作業(カテーテルを清潔な操作でつなぐなど)が必要なため、利用者や介護者(家族など)が知識や手技を習熟している必要がある。
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