ストーマ・バルーンカテーテル・在宅自己導尿・ネブライザー【一問一答 ケアマネ試験対策】

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ストーマ・バルーンカテーテル・在宅自己導尿・ネブライザーについて、◯か×で答えなさい

Q1 人工的に造設した便や尿の排泄口のことを、ストーマという。
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A ◯
 設問のとおり。

 なお、ストーマには、消化管ストーマと尿路ストーマがある。
 消化管ストーマは、大腸がんや潰瘍性大腸炎などのために肛門から排泄ができない場合につくられる。結腸ストーマ(コロストミー)や回腸ストーマ(イレオストミー)がある。
 尿路ストーマは、膀胱がんや前立腺がんで尿路が変更になった場合、脊椎損傷などによる神経因性膀胱機能不全などの場合に造設される。腎ろう、膀胱ろうなどがある。

Q2 ストーマを造設しても、入浴は可能である。
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A ◯
 ストーマがあっても入浴は可能。ただし、入浴に際しては、医師等の指示内容を確認する。
Q3 膀胱留置カテーテルの使用時は、蓄尿バッグを膀胱と同じ高さに固定する。
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A ×
 膀胱留置カテーテル(バルーンカテーテル)は、尿道口からバルーン付きのカテーテルを膀胱内に挿入・留置して、尿を持続的に蓄尿バッグに排泄させる方法。したがって、蓄尿バッグは膀胱より低い位置にする必要がある。

 もし、蓄尿バッグを膀胱より高い位置にしてしまうと、尿が膀胱に逆流して、感染症を引き起こす危険があるため注意する。

Q4 膀胱留置カテーテル使用中は、尿路感染を予防するため、毎日膀胱洗浄を行う。
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A ×
 膀胱留置カテーテル(バルーンカテーテル)の使用中は、尿路感染を予防するため清潔に留意する必要がある。しかし、毎日膀胱洗浄を行うことは、通常はない。
Q5 膀胱留置カテーテルを使用し、尿漏れがある場合は、カテーテルの閉塞を疑う。
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A ◯
 カテーテルが閉塞すると、尿漏れや、尿が蓄尿バッグに流れずに膀胱内にたまることによる腹痛・発熱などを引き起こす。
Q6 在宅自己導尿は、膀胱内にカテーテルを留置するよりも、感染リスクが高い。
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A ×
 在宅自己導尿よりも、膀胱留置カテーテル(バルーンカテーテル)の方が感染リスクが高い。
Q7 ネブライザーは、気道を加湿して痰を出しやすくするために用いる機器である。
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A ◯
 ネブライザーは、呼吸器疾患の利用者が霧状にした薬を肺に吸い込んで症状を抑えたり、気道を加湿して痰を出しやすくするために用いる機器。
Q8 ネブライザーで吸入薬を用いる際に副作用と思われる症状がみられた場合には、吸入を中止して医療者に報告する。
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A ◯
 設問のとおり。


ポイント解説

カテーテル法と在宅自己導尿

カテ┃テル法
カテーテルが体に触れ続ける不快感がある。
バルーン
カテーテル
(膀胱留置カテーテル)
尿道口からバルーン付きのカテーテルを膀胱内に挿入・留置して、尿を持続的に蓄尿バッグに排泄させる方法。
尿路感染のリスクが高い。
コンドーム
カテーテル
男性のペニスに、先端にカテーテルの付いたコンドームをかぶせ、尿を蓄尿バッグに採取する方法。
自動排尿システムの場合は、定期的な機械音がある。
在宅自己導尿
神経障害によって膀胱の収縮力が低下して自然排尿が困難となった場合に、利用者本人または介護者が、排尿ごとに、膀胱内にカテーテルを挿入して排尿する方法。
バルーンカテーテルより感染のリスクが低く、蓄尿バッグを必要としないことがメリット。
利用者または介護者が手技に慣れる必要がある。
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