解答
2、3、4
解説
→×
誤嚥性肺炎の予防には、嚥下機能の維持だけでなく、口腔内の清潔を保ち、動かせる状態を保つことも大切となります。これらがオーラルフレイル(口腔機能の軽微な低下や食の偏りなど)の予防になり、誤嚥性肺炎の発症を防ぐことにもつながります(2024ユーキャン速習レッスンP232、十訂基本テキスト下巻P410)。
また、口腔内に細菌が繁殖していると、それを飲食物などと一緒に誤嚥した場合に、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高くなります。そのため、口腔内を清潔にすることは、誤嚥性肺炎の予防に有効です(2024ユーキャン速習レッスンP232、十訂基本テキスト下巻P409)。
こうしたことから、解答は×になります。
→◯
設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP211、十訂基本テキスト下巻P121)。
なお、高齢者に多い骨折には、次のものがあります。
●大腿骨頚部骨折
●胸腰椎圧迫骨折
●撓骨遠位端骨折(手首のあたり)
●助骨骨折
→◯
設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP179・P269、十訂基本テキスト下巻P166)。
→◯
設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP226、十訂基本テキスト下巻P397)。
全身的要因 | 低栄養、脱水、痩せた体格、骨突出、浮腫、骨粗鬆症や糖尿病などの疾患、免疫機能が低下して感染症になりやすくなる薬剤(抗がん剤、ステロイドなど)の使用、知覚麻痺、意識障害、失禁など |
局所的要因 | 加齢による皮膚の脆弱化、摩擦、皮膚の湿潤(発汗や失禁などによる)、不潔、皮膚疾患など。 |
社会的要因 | 介護力の不足、知識や技術の不足など。 |
→×
褥瘡ができた直後から1、2週間の時期を急性期、それ以降を慢性期といいます(十訂基本テキスト下巻P155)。設問の内容は慢性期に該当するため、解答は×になります。