第25回 問題47【令和4年度 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

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問題47 インテーク面接について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1.地域援助技術の一つである。
2.支援過程の後期に実施する面接である。
3.面接の終わりには、問題解決に向けて一定の方向性を確認することが重要である。
4.必ずしも1回で終了させる必要はない。
5.クライエントが訪れた支援機関の機能や提供可能なサービスを説明する。

猫の写真

解答

3、4、5

解説

1.地域援助技術の一つである。
→×

 インテーク面接は、ミクロ・ソーシャルワーク(個人・家族に対するソーシャルワーク)のひとつです(2024ユーキャン速習レッスンP343、十訂基本テキスト下巻P423)。

ソーシャルワークの3次元での類型
ミクロ・ソーシャルワーク
個人・家族に対するソーシャルワーク

 クライエントの心理的力動に着目し、心理社会的なはたらきかけを行うとともに、社会資源の活用・調整を通して生活課題を個別に解決する支援方法

メゾ・ソーシャルワーク
集団に対するソーシャルワーク

 人々の集団としての活動を通して、各個人の成長と発達、問題の解決する支援方法

マクロ・ソーシャルワーク
地域に対するソーシャルワーク

 地域社会における社会関係にはたらきかけることで、個人・集団に対する支援が有効に機能するように、社会資源を調整・開発する支援方法

制度に対するソーシャルワーク
・ソーシャルアクション(制度の改革を目指す活動)
・社会(地域福祉)計画
・社会福祉運営管理(社会福祉の価値を踏まえたマネジメント)
・社会福祉調査 など
上記以外の類型
ジェネラリスト・ソーシャルワーク 課題の全体関連性を認識し、ミクロ、メゾ、マクロを総合的に展開し、実践する方法
2.支援過程の後期に実施する面接である。
→×

 インテーク(受付面接、受理面接)は、支援過程における初期の段階を示しています(2024ユーキャン速習レッスンP348、十訂基本テキスト下巻P423・P434)。

3.面接の終わりには、問題解決に向けて一定の方向性を確認することが重要である。
→◯

 設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP349、十訂基本テキスト下巻P437・P438)。

4.必ずしも1回で終了させる必要はない。
→◯

 前述のように、インテーク(受付面接、受理面接)は支援過程における初期の段階を示しており、最初の面接のみを示すわけではありません。したがって、必ずしも1回で終わらせる必要はなく、複数回に渡る場合もあります(2024ユーキャン速習レッスンP348、十訂基本テキスト下巻P423・P434)。

5.クライエントが訪れた支援機関の機能や提供可能なサービスを説明する。
→◯

 設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP349、十訂基本テキスト下巻P436)。

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