解答
1、3
解説
→◯
設問の内容は「共感」に該当します。これは、クライエントの世界を、クライエントが捉えるように理解することをいいます(2024ユーキャン速習レッスンP351、十訂基本テキスト下巻P443)。
→×
「アウトリーチ」とは、「支援を必要とする人に対し、積極的に出向いて働きかけるプロセス」のことです(2024ユーキャン速習レッスンP353~、十訂基本テキスト下巻P447~)。この対象には、家族や地域住民も含まれます。
→◯
設問の内容は「地域に対するソーシャルワーク」に該当します。これは、地域社会における社会関係にはたらきかけることで、個人・集団に対する支援が有効に機能するように、社会資源を調整・開発する支援方法です(2024ユーキャン速習レッスンP344、十訂基本テキスト下巻P426・P426)。
ミクロ・ソーシャルワーク |
●個人・家族に対するソーシャルワーク
クライエントの心理的力動に着目し、心理社会的なはたらきかけを行うとともに、社会資源の活用・調整を通して生活課題を個別に解決する支援方法 |
メゾ・ソーシャルワーク |
●集団に対するソーシャルワーク
人々の集団としての活動を通して、各個人の成長と発達、問題の解決する支援方法 |
マクロ・ソーシャルワーク |
●地域に対するソーシャルワーク
地域社会における社会関係にはたらきかけることで、個人・集団に対する支援が有効に機能するように、社会資源を調整・開発する支援方法 ●制度に対するソーシャルワーク
・ソーシャルアクション(制度の改革を目指す活動)
・社会(地域福祉)計画
・社会福祉運営管理(社会福祉の価値を踏まえたマネジメント)
・社会福祉調査 など
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ジェネラリスト・ソーシャルワーク | 課題の全体関連性を認識し、ミクロ、メゾ、マクロを総合的に展開し、実践する方法 |
→×
→×
これらの設問のような場合、本人の人生観・価値観などに理解を深め、問題の要因(本人要因〔心理的、身体的、精神的〕、社会的要因〔家族・親族との関係、地域との関係、社会資源の不足〕、サービス提供者側の要因〔援助関係の不全、チームアプローチの機能不全、ニーズとケアプランの乖離〕など)を把握するなどして、支援につなげていくようにします(2024ユーキャン速習レッスンP353~、十訂基本テキスト下巻P447~)。