第25回 問題52【令和4年度 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

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問題52 介護保険における訪問入浴介護について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.指定訪問入浴介護事業所ごとに、医師を1人以上置かなければならない。
2.管理者は、看護師又は准看護師でなければならない。
3.サービス提供時に使用する浴槽は、事業者が備えなければならない。
4.利用者が小規模多機能型居宅介護を利用している場合でも、訪問入浴介護費を算定できる。
5.事業者は、サービスの利用に当たっての留意事項を運営規程に定めておかなければならない。

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解答

3、5

解説

1.指定訪問入浴介護事業所ごとに、医師を1人以上置かなければならない。
→×

 訪問入浴介護の人員基準に、医師は規定されていません(2024ユーキャン速習レッスンP362、十訂基本テキスト上巻P464)。そのため、解答は×になります。

2.管理者は、看護師又は准看護師でなければならない。
→×

 訪問入浴介護の人員基準では、管理者について、特段の専門資格が必要とはされていません(2024ユーキャン速習レッスンP362、十訂基本テキスト上巻P464)。そのため、解答は×になります。

3.サービス提供時に使用する浴槽は、事業者が備えなければならない。
→◯

 訪問入浴介護は、事業者が浴槽を積んだ入浴車などで訪問し、浴槽を提供して入浴の介助を行うサービスです(2024ユーキャン速習レッスンP362、十訂基本テキスト上巻P455)。そのため、解答は◯になります。

4.利用者が小規模多機能型居宅介護を利用している場合でも、訪問入浴介護費を算定できる。
→×

 小規模多機能型居宅介護を利用している場合、訪問看護、訪問リハビリテーション、福祉用具貸与、居宅療養管理指導、福祉用具購入費、住宅改修は同時に利用することができます。しかし、これら以外のサービスは同時に利用することはできません(サービス内容が重なるため。2024ユーキャン速習レッスンP401、十訂基本テキスト上巻P661)。したがって、同時に訪問入浴介護を利用することはできず、その費用も算定できないため、解答は×になります。

5.事業者は、サービスの利用に当たっての留意事項を運営規程に定めておかなければならない。
→◯

 設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP104、十訂基本テキスト上巻P435)。

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