第26回 問題1【令和5年度 ケアマネ試験 介護支援分野】

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問題1 高齢化について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.2025(令和7)年には、いわゆる団塊の世代が85歳に到達する。
2.2021(令和3)年国民生活基礎調査によると、65歳以上の者のいる世帯では「三世代世帯」の割合が一番多い。
3.国立社会保障・人口問題研究所の「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」(平成30年推計)によると、世帯主が65歳以上の世帯数は2040(令和22)年まで増加し続ける。
4.国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」(平成29年推計)によると、前期高齢者の人口は、2015(平成27)年と比べて2045(令和27)年では倍増する。
5.2019(令和元)年度末における85歳以上の介護保険の被保険者に占める要介護又は要支援と認定された者の割合は、50%を超えている。

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解答

3、5

解説

1.2025(令和7)年には、いわゆる団塊の世代が85歳に到達する。
→×

 2025(令和7)年には、いわゆる団塊の世代が75歳に到達します(2024ユーキャン速習レッスンP21、九訂基本テキスト上巻P8)。そのため、解答は×になります。

2.2021(令和3)年国民生活基礎調査によると、65歳以上の者のいる世帯では「三世代世帯」の割合が一番多い。
→×

 2021(令和3)年国民生活基礎調査によると、65歳以上の者のいる世帯で最も多いのは、夫婦のみの世帯(32.0%)で、次いで単独世帯(28.8%)、親と未婚の子のみの世帯(20.5%)となっています(2024ユーキャン速習レッスンP21、九訂基本テキスト上巻P6)。そのため、解答は×になります。

3.国立社会保障・人口問題研究所の「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」(平成30年推計)によると、世帯主が65歳以上の世帯数は2040(令和22)年まで増加し続ける。
→◯

 設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP21、九訂基本テキスト上巻P6)。

4.国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」(平成29年推計)によると、前期高齢者の人口は、2015(平成27)年と比べて2045(令和27)年では倍増する。
→×

 前期高齢者(65~74歳)の人口は減少します(2024ユーキャン速習レッスンP20、九訂基本テキスト上巻P5)。そのため、解答は×になります。

 なお、後期高齢者(75歳以上)の人口は増加します。

5.2019(令和元)年度末における85歳以上の介護保険の被保険者に占める要介護又は要支援と認定された者の割合は、50%を超えている。
→◯

 85歳以上の人のうち、要介護・要支援と認定された人の割合は約6割となっています(2024ユーキャン速習レッスンP21、九訂基本テキスト上巻P7)。そのため、解答は◯になります。

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