
解答
1、2、5
解説
→◯
サルコペニア(筋肉減少症)とは、①加齢に伴う骨格筋(筋肉)の減少に加えて、②筋力の低下、③身体機能の低下のいずれかを伴う場合のことをいいます(2025ユーキャン速習レッスンP182、十訂基本テキスト下巻P11・P86~)。
サルコペニアの簡便なスクリーニング指標として「指輪っかテスト」という方法があります。これは、両手の親指と人差し指で輪っかをつくり、それを物差しとして、ふくらはぎの最大部分を締め付けない程度に囲うというものです。これにより、ふくらはぎの骨格筋量を「囲めない」、「ちょうど囲める」、「隙間ができる」という3段階で評価します。「隙間ができる」となった人は、サルコペニアの危険度が高いと言えます。
→◯
フレイル(虚弱)とは、高齢になって筋力や活動が低下している状態であり、健康と要介護状態の中間的な段階です。次の5項目のうち、3項目以上に該当すればフレイルとみなされます(2025ユーキャン速習レッスンP182、十訂基本テキスト下巻P11・P83~)。そのため、解答は◯になります。
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① 体重減少:6か月で2kg以上の(意図しない)体重減少
② 筋力低下:握力 男性<28kg、女性<18kg
③ 疲労感:(ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする
④ 歩行速度:通常歩行速度:1.0m/秒
⑤ 身体活動:「軽い運動・体操をしていますか?」「定期的な運動・スポーツをしていますか?」の2ついずれも「週に1回もしていない」と回答
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→×
ロコモティブシンドロームとは、運動器の機能低下により、要介護状態になるリスクの高くなった状態のことをいいます(十訂基本テキスト下巻P83)。そのため、解答は×になります。
→×
「平成22年国民生活基礎調査の概況」によると、要支援となった主な原因は、多い順に「高齢による衰弱」の15.2%、「関節疾患」の19.4%、「転倒・骨折」の12.7%、「心疾患」の6.1%、「認知症」の3.7%となっています。そのため、解答は×になります。
→◯
設問のとおりです(2025ユーキャン速習レッスンP259、十訂基本テキスト下巻P20)。



