第26回 問題30【令和5年度 ケアマネ試験 保健医療サービス分野】

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問題30 リハビリテーションについて適切なものはどれか。3つ選べ。
1.多職種が連携して行う。
2.高齢者のケアは、リハビリテーション後置主義にのっとっている。
3.運動に伴って低血糖発作が起こることがある。
4.急性期病床は、急性期リハビリテーションの提供の場である。
5.回復が見込めない要介護高齢者に対しては、実施しない。

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解答

1、3、4

解説

1.多職種が連携して行う。
→◯

 設問のとおりです(2026ユーキャン速習レッスンP294~、十訂基本テキスト下巻P286)。

2.高齢者のケアは、リハビリテーション後置主義にのっとっている。
→×

 高齢者のケアは、リハビリテーション前置主義にのっとっています(2026ユーキャン速習レッスンP294・P295、十訂基本テキスト下巻P283)。そのため、解答は×になります。

 リハビリテーション前置主義とは、①医療保険でのリハビリテーションを十分に実施したうえで介護保険のサービスに移行する、②介護保険のサービスを利用するに際し、要介護度の改善もしくは維持のために必要な医療保険でのリハビリテーションを優先して利用できるようにする、という考え方です。

3.運動に伴って低血糖発作が起こることがある。
→◯

 設問のとおりです(2026ユーキャン速習レッスンP296、十訂基本テキスト下巻P288)。

リハビリテーション中に起こりやすいリスク
運動に伴うリスク 低血糖発作、呼吸困難、痛みの増悪、転倒など
食事介助に伴うリスク 誤嚥、窒息
医療機器の取り扱いに伴うリスク 人工呼吸器、酸素吸入時の事故など
治療機器の取り扱いに伴うリスク 温熱療法、電気刺激療法、牽引療法、斜面台、平行棒など
感染リスク 飛沫、密な接触、リハビリテーション器具を介した感染など
4.急性期病床は、急性期リハビリテーションの提供の場である。
→◯

 設問のとおりです(2026ユーキャン速習レッスンP295、十訂基本テキスト下巻P284)。

リハビリテーションの分類
予防的リハビリテーション 要介護となるリスクに対し、早期発見、早期対応を重視した介護予防の取り組みを行う。介護保険の地域支援事業などで行われている。
治療的リハビリテーション 医療保険の対象で、以下の2つがある。

急性期リハビリテーション……急性期病棟において、発症直後から、廃用症候群の予防と、早期からのセルフケアの自立を目的として行われる。
回復期リハビリテーション……回復期リハビリテーション病棟において、機能回復、ADLの向上、早期の社会復帰を目的として行われる。
維持的リハビリテーション 急性期・回復期を経た後に、生活機能を維持・向上するために行われる。
介護保険の対象となる。
終末期リハビリテーション 身体機能の維持や介護負担の軽減、QOLの向上のために行われる。
5.回復が見込めない要介護高齢者に対しては、実施しない。
→×

 回復が見込めない場合でも、身体機能の維持や介護負担の軽減、QOLの向上のために、リハビリテーションは実施されます(2026ユーキャン速習レッスンP295、十訂基本テキスト下巻P286)。そのため、解答は×になります。

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