第26回 問題41【令和5年度 ケアマネ試験 保健医療サービス分野】

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問題41 指定通所リハビリテーションについて正しいものはどれか。3つ選べ。
1.要介護認定を受けた若年性認知症患者は、利用できる。
2.通所リハビリテーション計画は、介護支援専門員が作成しなければならない。
3.介護職員は、リハビリテーション会議の構成員になれない。
4.介護老人保健施設は、提供することができる。
5.心身機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるために行われる。

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解答

1、4、5

解説

1.要介護認定を受けた若年性認知症患者は、利用できる。
→◯

 若年性認知症患者は、通所リハビリテーションの対象外とはされていません。若年性認知症患者であっても、要介護認定を受けていれば利用できます(2024ユーキャン速習レッスンP307、九訂基本テキスト上巻P493)。そのため、解答は◯になります。

2.通所リハビリテーション計画は、介護支援専門員が作成しなければならない。
→×

 設問のような規定はありません。通所リハビリテーション計画は、医師及び理学療法士、作業療法士等の従業者が、共同して作成します(2024ユーキャン速習レッスンP308、九訂基本テキスト上巻P503)。そのため、解答は×になります。

3.介護職員は、リハビリテーション会議の構成員になれない。
→×

 リハビリテーション会議は、「利用者とその家族の参加を基本としつつ、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護支援専門員、居宅サービス計画の原案に位置付けた指定居宅サービス等の担当者その他の関係者により構成される会議」とされています(2024ユーキャン速習レッスンP308・P301、九訂基本テキスト上巻P500・P475・P476)。
 この構成員に、介護職員がなることは可能であるため、解答は×になります。

4.介護老人保健施設は、提供することができる。
→◯

 指定を受けて通所リハビリテーション事業者となれるのは、病院・診療所、介護老人保健施設、介護医療院です(2024ユーキャン速習レッスンP307、九訂基本テキスト上巻P492)。ここに介護老人保健施設が含まれるため、解答は◯になります。

5.心身機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるために行われる。
→◯

 設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP307、九訂基本テキスト上巻P493)。

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