第27回 問題44【令和6年度 ケアマネ試験 保健医療サービス分野】

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問題44 介護老人保健施設について適切なものはどれか。3つ選べ。
1.入所者の在宅復帰を目指すことが基本方針として定められている。
2.社会福祉法人は、開設できない。
3.若年性認知症を有する要介護者は、入所することができる。
4.介護支援専門員以外の者でも施設サービス計画を作成することができる。
5.所得の多寡を理由にサービスの提供を拒否することは禁じられている。

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解答

1、3、5

解説

1.入所者の在宅復帰を目指すことが基本方針として定められている。
→◯

 設問のとおりです(2025ユーキャン速習レッスンP331、十訂基本テキスト上巻P736)。

 なお、介護老人保健施設は、主としてその心身の機能の維持回復を図り、居宅における生活を営むことができるようにするための支援が必要である者に対してサービスを行う施設、と定義されています。

2.社会福祉法人は、開設できない。
→×

 介護老人保健施設を開設できるのは、地方公共団体(都道府県、市町村など)、医療法人、社会福祉法人、その他厚生労働大臣の定める者(国、日本赤十字社、健康保険組合、共済組合など)とされています(2025ユーキャン速習レッスンP329、十訂基本テキスト上巻P144)。そのため、解答は×になります。

3.若年性認知症を有する要介護者は、入所することができる。
→◯

 介護老人保健施設の入所対象となるのは、医療ニーズが比較的高い要介護者です(2025ユーキャン速習レッスンP331、十訂基本テキスト上巻P739)。ここには若年性認知症を有する要介護者も含まれるため、解答は◯になります。

4.介護支援専門員以外の者でも施設サービス計画を作成することができる。
→×

 施設サービス計画の作成は、介護支援専門員に担当させることとされています(2025ユーキャン速習レッスンP174、十訂基本テキスト上巻P720)。そのため、解答は×になります。

5.所得の多寡を理由にサービスの提供を拒否することは禁じられている。
→◯

 介護老人保健施設の運営基準において、「正当な理由なく介護保健施設サービスの提供を拒んではならない。特に、要介護度や所得の多寡を理由にサービスの提供を拒否してはならない」という内容が規定されています(2025ユーキャン速習レッスンP171・P332、十訂基本テキスト上巻P718)。そのため、解答は◯になります。

 なお、提供を拒むことのできる正当な理由については、①ベッドが空いていない場合、②入院治療の必要がある場合、その他入所者に対し自ら適切な介護保健施設サービスを提供することが困難な場合、とされています。

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