一次判定・要介護認定等基準時間【一問一答 ケアマネ試験対策】

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一次判定・要介護認定等基準時間について、◯か×で答えなさい

Q1 一次判定は、認定調査の基本調査及び特記事項により行われる。
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A ×
 一次判定では、特記事項は用いられない。
Q2 要介護認定等基準時間の算定では、「1分間タイムスタディ・データ」による樹形モデルを用いる。
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A ◯
 「1分間タイムスタディ・データ」による樹形モデルによって、要介護認定等基準時間を算出する。
Q3 要介護認定等基準時間の算定では、「特定疾病」に関する項目から求められた時間を合算する。
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A ×
 特定疾病についての合算はない。なお、「特別な医療」に関する項目から求められた時間は合算する。
Q4 要介護認定等基準時間には、「褥瘡の処置」が含まれる。
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A ◯
 要介護認定等基準時間の「認知症の行動・心理症状関連行為」に「褥瘡の処置」がある。
Q5 要介護認定等基準時間には、「家族の介護負担」が含まれる。
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A ×
 そうした項目はない。
Q6 要介護認定等基準時間には、徘徊に対する探索が含まれる。
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A ◯
 要介護認定等基準時間の「医療関連行為」に「徘徊に対する探索」がある。
Q7 要介護認定等基準時間には、輸液の管理が含まれる。
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A ◯
 要介護認定等基準時間の「医療関連行為」に「輸液の管理」がある。
Q8 要介護認定等基準時間には、主治の医師による基本健康診査等が含まれる。
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A ×
 そうした項目はない。


ポイント解説

一次判定・要介護認定等基準時間の算出方法

 一次判定(コンピュータ判定)では、認定調査の基本調査の1~5の項目を下表の「5分野の行為」に区分して、要介護認定等基準時間を算出します。

 算出の方法は、認定調査の基本調査の項目等ごとに選択肢を設け、入力した基本調査の結果に従って対象の被保険者を分類していき、「1分間タイムスタディ・データ」の中から心身状態が最も近いデータを選び出して、そこから1日あたりの介護時間の推計である要介護認定等基準時間を出す、というものです。この推計方法を「樹形モデル」といいます。

※「1分間タイムスタディ・データ」とは、介護老人福祉施設などの入所者約3,500人に対して、48時間にわたり、どのような介護サービスがどれ位の時間にわたって行われたかを調べたデータです。

 さらに、基本調査の「6 特別な医療に関連する項目」の結果から出された時間も合計します。

認定調査の基本調査の項目
1 身体機能・起居動作に関連する項目
2 生活機能に関連する項目
3 認知機能に関連する項目
4 精神・行動障害に関連する項目
5 社会生活への適応に関連する項目
6 特別な医療に関する項目
7 日常生活自立度に関連する項目
項目の詳細
認定調査票の項目
認定調査票の項目 (2018中央法規ワークブックP40、八訂基本テキスト1巻P90) ■概況調査の項目 Ⅰ 調査実...

要介護認定等基準時間を算出する「5分野の行為」

 これは、次のようなものです。

5分野の行為
直接生活援助 ・食事
・排泄
・移動
・清潔保持
間接生活援助 洗濯、掃除等の家事援助など
認知症の行動・心理症状関連行為 徘徊に対する探索、不潔な行為に対する後始末など
機能訓練関連行為 歩行訓練、日常生活訓練などの機能訓練
医療関連行為 輸液の管理、褥瘡の処置などの診療の補助

認定調査の基本調査の1~5の項目と「5分野の行為」
 前述のように、「1分間タイムスタディ・データ」とは、介護老人福祉施設などの入所者約3,500人に対して、48時間にわたり、どのような介護サービスがどれ位の時間にわたって行われたかを調べたデータです。この調査は「5分野の行為」ごとに実施されました。この項目を並べ替えて、認定調査おいてチェックしやすくしたのが基本調査の1~5の項目です(つまり同じ項目で、分類の仕方が違っているだけということ)。

 そして認定調査を実施して、その基本調査の1~5の項目を「5分野の行為」の分類に戻して、「樹形モデル」によって分析します。こうして、5分野の行為ごとに「どのような介護が、どれくらいの時間必要か」を示す要介護認定等基準時間を推計します。

※樹形モデル:基本調査の項目等ごとに選択肢を設け、入力した基本調査の結果に従って対象の被保険者を分類していき、「1分間タイムスタディ・データ」の中から心身状態が最も近いデータを選び出す方法。

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