問題45 介護医療院について適切なものはどれか。2つ選べ。
1.住まいと生活を医療が支える新たなモデルとして創設された。
2.開設者は、医療法人でなければならない。
3.療養床には、I型療養床とII型療養床がある。
4.併設型小規模介護医療院の入所定員は、25人以下である。
5.療養室入所者1人当たりの床面積は、5.0㎡以上とされている。
解答
1、3
解説
1.住まいと生活を医療が支える新たなモデルとして創設された。
→◯
→◯
設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP335、十訂基本テキスト上巻P748)。
2.開設者は、医療法人でなければならない。
→×
→×
介護医療院を開設できるのは、地方公共団体、医療法人、社会福祉法人などの非営利法人その他厚生労働大臣が定める者(国、移行型地方独立行政法人、日本赤十字社、健康保険組合、共済組合、国民健康保険組合など)とされています(2024ユーキャン速習レッスンP335)。そのため、解答は×になります。
3.療養床には、I型療養床とII型療養床がある。
→◯
→◯
設問のとおりです(2024ユーキャン速習レッスンP335、十訂基本テキスト上巻P748)。
Ⅰ型療養床 | 療養床のうち、主として長期にわたり療養が必要である者であって、重篤な身体疾患を有する者、身体合併症を有する認知症高齢者等を入所させるためのもの |
Ⅱ型療養床 | 療養床のうち、Ⅰ型療養床以外のもの |
4.併設型小規模介護医療院の入所定員は、25人以下である。
→×
→×
併設型小規模介護医療院の入所定員は、19人以下とされています(2024ユーキャン速習レッスンP337、十訂基本テキスト上巻P749)。そのため、解答は×になります。
医療機関併設型 介護医療院 |
病院または診療所に併設され、入所者の療養生活の支援を目的とするもの |
併設型小規模 介護医療院 |
医療機関併設型介護医療院のうち、入所定員が19人以下のもの |
ユニット型 介護医療院 |
施設の全部において少数の療養室および当該療養室に近接して設けられる共同生活室により一体的に構成される場所(ユニット)ごとに入居者の日常生活が営まれ、これに対する支援が行われるもの |
5.療養室入所者1人当たりの床面積は、5.0㎡以上とされている。
→×
→×
入所者1人当たりの療養室の床面積は、8㎡以上とされています(2024ユーキャン速習レッスンP336、十訂基本テキスト上巻P754)。そのため、解答は×になります。
▼介護医療院の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
介護医療院の開設・基準・内容について、◯か×で答えなさい
Q1 開設の許可は、医療法に基づき市町村長が行う。
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