(2024ユーキャン速習レッスンP358、十訂基本テキスト上巻P440~)
A 区別のポイントは「利用者の身体に直接触れるかどうか」
訪問介護の身体介護と生活援助を区別するポイントは、「利用者の身体に直接触れるかどうか」ということです。
身体介護は利用者の身体に直接触れます(見守り時においても、いざというときに直接触れて助けられるようにします)。
生活援助は利用者の身体に直接触れないで行う内容です。
身体介護の内容 |
●排泄介助(トイレ、ポータブルトイレ利用についての介助、おむつ交換など)
●食事介助
●特段の専門的配慮をもって行う調理(嚥下困難者のための流動食、糖尿病食などの調理)
●清拭・入浴介助
●身体整容
●更衣介助
●体位変換
●移乗・移動介助
●起床・就寝介助
●服薬介助
●自立支援のための見守り的援助(安全を確保しつつ、常時介助できる状態で行う見守りなど)
●特別な医療的ケア
●通院・外出介助
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生活援助の内容 |
●掃除(居室内やトイレ、卓上などの清掃、ゴミ出し、準備・後片づけ)
●洗濯(洗濯機または手洗いによる洗濯、洗濯物の乾燥、取り入れ、収納、アイロンがけ)
●ベッドメイク(利用者のいないベッドでのシーツ交換、布団カバーの交換など)
●衣類の整理・被服の補修
●一般的な調理・配下膳(一般的な調理、配膳、後片づけ)
●買い物・薬の受け取り
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