代理権、同意権、取消権とは、どのようなものですか?

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(2019ユーキャン速習レッスンP438、八訂基本テキスト3巻P549)

A 代理権、同意権、取消権とは

 代理権、同意権、取消権は、それぞれ次のようなものです。

代理権
 本人に代わり、さまざまなことを行う権利です。

 たとえば、認知症で判断能力が全くない人が施設に入る場合に、本人に変わって、成年後見人が代理で入所契約をする、といったことです。

同意権
 本人が行おうとしている行為について同意を与える権利です。

 たとえば、認知症で判断能力が衰えているものの少しはある人が施設に入る場合に、契約するのは本人で、保佐人も契約内容を確認して、それに同意をした場合に契約が成立する、といったことです。

取消権
 本人の行為でも、本人にとって不利益な場合に取り消すことができる権利です。

 たとえば、認知症で判断能力が衰えている人が、訪問販売で不必要な高額商品を買わされてしまった場合に(売買契約が成立してしまった場合に)、保佐人がその売買契約を取り消すことができる、といったことです。

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