解答
3、4、5
解説
→×
眼の疾患によって、ふらつきを生じることもあります(2024ユーキャン速習レッスンP179、十訂基本テキスト下巻P165)。そのため、解答は×になります。
→×
高齢者は複数の疾患をもち、複数種類の薬剤を服用していることが多くあり、その相互作用によって副作用が出やすくなります。また、生理・生体機能の低下から、薬効や副作用が強く出ることがあります(2024ユーキャン速習レッスンP183・P266、十訂基本テキスト下巻P339・P342)。そのため、解答は×になります。
こうしたことから、薬学的管理指導を実施することで、薬剤の効果の把握、副作用の未然防止、薬剤の適正使用を進めることなどが大切になります(2024ユーキャン速習レッスンP304、十訂基本テキスト上巻P493・下巻P339・P342)。
→◯
骨粗鬆症は、無症状のうちに骨が弱くなっていて、骨折してから気づくことが多くあります(2024ユーキャン速習レッスンP211、十訂基本テキスト下巻P119)。そのため、解答は◯になります。
→◯
脳血管障害(脳卒中)は再発しやすく、再発すると後遺症が重くなることがあります(2024ユーキャン速習レッスンP189、十訂基本テキスト下巻P97)。そのため、解答は◯になります。
→◯
糖尿病の薬物療法(インスリン注射や血糖降下薬の内服治療)を行っている場合は、その作用により(食事によって糖質をとらない場合はなおさら)低血糖となる可能性があります(2024ユーキャン速習レッスンP184、十訂基本テキスト下巻P141)。そのため、解答は◯になります。
なお、インスリンは血液中からブドウ糖を細胞内に取り込む働きをするホルモンで、ブドウ糖をエネルギーとして利用するために必要不可欠です。このインスリンの働きが不足すると、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が慢性的に高くなり、糖尿病となります。