第24回 問題39【令和3年度 ケアマネ試験 保健医療サービス分野】

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問題39 次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1.眼の疾患により、ふらつきを生じることはない。
2.高齢者では、若年者と異なり、薬の副作用は出ない。
3.骨粗鬆症は、骨折後に診断されることもある。
4.脳卒中は、再発すると後遺症が重くなることがある。
5.糖尿病の薬物療法を受けている患者が食事をとらない場合には、低血糖になる可能性もある。

猫の写真

解答

3、4、5

解説

1.眼の疾患により、ふらつきを生じることはない。
→×

 眼の疾患によって、ふらつきを生じることもあります(2022ユーキャン速習レッスンP179、九訂基本テキスト下巻P165)。そのため、解答は×になります。

高齢者のめまいの詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
老年症候群について、◯か×で答えなさい(その二) Q1 高齢者のめまいは、内耳の障害のほか、血圧のコントロール不良、脳腫瘍など...
2.高齢者では、若年者と異なり、薬の副作用は出ない。
→×

 高齢者は複数の疾患をもち、複数種類の薬剤を服用していることが多くあり、その相互作用によって副作用が出やすくなります。また、生理・生体機能の低下から、薬効や副作用が強く出ることがあります(2022ユーキャン速習レッスンP183・P266、九訂基本テキスト下巻P337・P340)。そのため、解答は×になります。
 こうしたことから、薬学的管理指導を実施することで、薬剤の効果の把握、副作用の未然防止、薬剤の適正使用を進めることなどが大切になります(2022ユーキャン速習レッスンP304、九訂基本テキスト上巻P480・下巻P337・P340)。

3.骨粗鬆症は、骨折後に診断されることもある。
→◯

 骨粗鬆症は、無症状のうちに骨が弱くなっていて、骨折してから気づくことが多くあります(2022ユーキャン速習レッスンP211、九訂基本テキスト下巻P120)。そのため、解答は◯になります。

4.脳卒中は、再発すると後遺症が重くなることがある。
→◯

 脳血管障害(脳卒中)は再発しやすく、再発すると後遺症が重くなることがあります(2022ユーキャン速習レッスンP189、九訂基本テキスト下巻P98)。そのため、解答は◯になります。

脳血管障害の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
脳血管障害・筋萎縮性側索硬化症(ALS)について、◯か×で答えなさい Q1 脳梗塞の予防には、血圧管理のほか、耐糖能低下、脂質...
5.糖尿病の薬物療法を受けている患者が食事をとらない場合には、低血糖になる可能性もある。
→◯

 糖尿病の薬物療法(インスリン注射や血糖降下薬の内服治療)を行っている場合は、その作用により(食事によって糖質をとらない場合はなおさら)低血糖となる可能性があります(2022ユーキャン速習レッスンP184、九訂基本テキスト下巻P142)。そのため、解答は◯になります。

 なお、インスリンは血液中からブドウ糖を細胞内に取り込む働きをするホルモンで、ブドウ糖をエネルギーとして利用するために必要不可欠です。このインスリンの働きが不足すると、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が慢性的に高くなり、糖尿病となります。

糖尿病の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
高齢者の疾患の特徴・糖尿病・がんについて、◯か×で答えなさい Q1 高齢者の疾患では、症状は、しばしば非定型的である。 ...
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