認定の広域的実施で、広域連合・一部事務組合を活用した場合と、複数の市町村による介護認定審査会の共同設置や都道府県・他市町村へ審査・判定業務を委託した場合では、どう違うのですか?

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(2018中央法規ワークブックP47、七訂基本テキスト1巻P89)

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A 広域連合等と、共同設置や他への委託では、保険者が異なる

 理解するポイントは「保険者はだれか?」ということです。以下に、それぞれ見ていきます。

広域連合・一部事務組合を活用した場合 → 広域連合・一部事務組合が保険者になる

広域連合・一部事務組合とは、いくつかの市町村が集まった組織

 広域連合・一部事務組合とは、簡単に言うと「いくつかの市町村が集まって、共同で行政や事務処理を行う」というものです。こうすることで、市町村がそれぞれで実施するよりも効率的に運営できます。

広域連合・一部事務組合が保険者に

 広域連合・一部事務組合を活用した場合は、個々の市町村に代わって、広域連合・一部事務組合が保険者になります(2018中央法規ワークブックP20、七訂基本テキスト1巻P42)。ですので、広域連合・一部事務組合は保険者として、市町村が行うのと同じ事務を行います。したがって、広域連合・一部事務組合は、市町村と同じように(保険者として)認定における事務(認定調査や認定)を行うことになります。

複数の市町村による介護認定審査会の共同設置の場合 → 各市町村が保険者であることに変わりはない

 この場合、各市町村が保険者であることに変わりはなく、複数の市町村が共同設置した介護認定審査会で審査・判定を行い、認定調査や認定は各市町村が行います。

都道府県・他市町村へ審査・判定業務を委託した場合 → 各市町村が保険者であることに変わりはない

 この場合、各市町村が保険者であることに変わりはなく、都道府県介護認定審査会・他の市町村が審査・判定を行い、認定調査や認定は市町村が自分で行います。

広域的に実施する目的

 上記のようにして認定を広域的に実施することには、次のような目的があります。

認定の広域的実施の目的
介護認定審査会委員の確保
近隣市町村での公平な判定
認定事務の効率化

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